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autolink ZM/W03-055 カード名:キュルケ&タバサ カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5500 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《本》? R:タバサ「危険…」キュルケ「だから一緒に行くの」 SR:「タバサ!出かけるわよ!仕度をして!」 レアリティ:R SR illust.ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会 タイトル内では貴重な0コストのアタッカー。 特徴も《魔法》《本》と悪くはないが、どちらもネオスタンダード構築においては特にサポートが無いのが惜しまれる。 「タバサ」を含むためシルフィードでパンプされるのは評価できるか。 ・関連ページ 「&」? 「タバサ」? ・類似カード カード名 レベル/コスト パワー/ソウル 色 誤解されるタイプみなみ 1/0 5500/1 赤 茅野 めぐみ 1/0 5500/1 赤 驚愕するアミタリリ 1/0 5500/1 赤 挑発するシェルミー 1/0 5500/1 赤 “蒼紅”政宗&幸村 1/0 5500/1 赤
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[][][][][][][][][][][][][][][][] 情熱を求める娘 [][][][][][][][][][][][][][][][] __ , . -‐‐- .. /. . `ヽ /. . . . .. /. /. 、_,ハ 「火傷してもいいなら遊んで、あ、げ、る♪」 . /. /、 丿 i i -‐ハ {- ヽ i i \ l l _厶=ミヽ } l l | } i;ハ ) . | 人 { V. リ 厶イ 从 | ノノ ノ 、 . -‐-、、 ( . .;' )_ (⌒'´) | iヽ .ゞ´. ,ル; ノイ ノi / 、__ `ー‐‐ァ /.'⌒ ヽ( ノ 川ハ .ゝ ー 厶イ 从⌒ヽ. _/. ノ / 、 ヽ二二二二二二. 二二' ニニココ\ / ; '⌒{{辷i| > . イ込辷ヽ\ \ `ヽ、 __/ >‐-、)⌒′ . _ ノ′ ヽー=彡 ' { i{辷i| |ヽ , 込辷>辷辷辷=‐ミ `丶 / `` ‐'′ \. ノ| {込| | ´ {_] `辷i'} \ __ ` 7 | `7. 込辷辷7 、`ヽ {_] 辷i'} ヽ `ヽ ヽ , -‐. /. / . | _ /. /}Z; ヽくヽ {_] 辷i'} i i }/ . / / . 〃 ̄ {辷Z; ヽくヽ} {_] 辷iノ | 从ノ. / ⌒ヽニフ'. i V辷Z; `込,{;z-‐=彡イ /| /. / \_} { | V辷Z、 フi「|i^「 | . / | /ニ=- "}.、 八 ヽ \辷込x; _ ; イん'_|},j厂 ̄l / ̄|/{' }i \, \ i\ ヽー= ノ ノ | { ノ{ }i /. ヽ | \ i`ヽ' ´ | ´ ノ′ )ヘ | ヽ リ } | / } ノ }/ \ 人 /╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 【NAME】キュルケ 【SEX】F 【LV】6 【SPECIES】地霊(カハク) 【ALIGNMENT】N-N 【STATUS】HP:48 MP:42 保有MAG:120 消費MAG:36/日 力:3 知:8 体:2 速:7 運:8 【ENJOYMENT】LV:2(0/5) 【RELATIONSHIP】協力者 【AFFINITY】 耐性:火炎 弱点:氷結、疾風 【SKILL】 「アギⅡ」 「マハラギⅠ」╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
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『キュルケ怒りの鉄拳 その1』 数時間後、部屋に戻るとルイズは床についていた。 ベッドの上には、おそらく「サモン・サーヴァント」にまつわる本だろう、 数冊、数十冊の書物が雑然と積み重ねられ、 その間に挟まるようにして仰向けに倒れていた。 途中で力尽きてしまったか。ランプはつけっ放し、服さえ着替えていない。 ルイズはルイズで大変そうだったが、 ドラゴンズ・ドリームにもやらねばならないことがある。 ひそひそと囁かれる陰口、品の無い馬鹿話、シュールなジョーク、 教師のぼやき、とりとめの無いおしゃべり、思わず出た独り言。 これら各所で盗み聞きしたものに各人の吉凶とパーソナリティーを加え、情報収集は概ね完了した。 あとは集めた情報から取捨選択を繰り返し、必要なもののみを取りまとめ、現況を知ろうとはかる。 ここはハルケギニア大陸のトリステイン王国であり、この学校はトリステイン魔法学院である。 宗教学校ではなく魔法学校だったというわけだ。 空を飛ぶのも魔法、火を出すのも魔法、ページをめくるのも魔法。 便利なものだ。その調子でスタンドも見つけてほしい。 ここで魔法を学ぶものは例外なく貴族である。 ビッチ系ビッチとは一線を画す何かがあるとは感じていたが、貴族だったとは。 月明かりのベランダで恋人と差し向かいにワイングラスを傾けたり、 妖しげな仮面をつけて舞踏会で踊り明かしたりしているということか。 なかなか楽しそうではある。 魔法には様々な系統がある。 スタンドに近距離パワー型があったり遠隔自動操縦があるのと同じだろう。 ルイズは常に魔法を失敗する。 そのことからついたあだ名は、ゼロのルイズ。 エリートの中の落ちこぼれというわけだ。 落ちこぼれ以前の状態になってしまったドラゴンズ・ドリームは身につまされる。 ギーシュは皆に不幸を振りまく。 近いうちに何かが起こるはずだが、それが何かは分からない。 キュルケの活躍に期待しておくとしよう。 現在は新学期への移行期間である。 これは大して重要ではない。問題は次だ。 使い魔を召喚できなければ二学年へ進級することはできない。 キュルケの挑発、普段の魔法成功率、草原でのやり取り、その後のルイズ。 これらの事実から、ルイズはサモン・サーヴァントに失敗したらしい。 まだ留年が確定したわけではないが、チャンスは明日一日のみ。 挑戦だけなら何回もできるだろうが、時間的にも体力的にも限界がある。 まだ使い魔を召喚していないのはルイズだけではないし、 他の予定を押してまで個人を優先させるわけにもいかないだろう。 ルイズの焦燥感たるや並々ならぬものがあるはず。 主な情報は以上だ。 だが、他の人間が知らない、この学園の中ではドラゴンズ・ドリームしか知りえない情報もあった。 「実のトコよォ……ルイズは召喚成功してンじゃネェーの?」 本体を失ったばかりのドラゴンズ・ドリームが、あの草原にあらわれた。 泥棒のアンラッキーパーソンは、存在しないはずのルイズの使い魔だった。 ほんの少し、わずか、ちょっぴり、注意しなければ気がつかないほど微かだが、 他の人間よりもルイズを重視しているような気がしなくもない。 中立を旨とするスタンドとしては異例中の異例だ。 使い魔としての召喚がドラゴンズ・ドリームに作用しているとしか思えない。 使い魔は「サモン・サーヴァント」で召喚し、 「コントラクト・サーヴァント」で契約しなければ正式な使い魔として認められないらしい。 つまり、ルイズは召喚に成功したものの、 ドラゴンズ・ドリームが不可視だったゆえ存在に気づかず、 召喚は失敗してしまったのだと思い込んだ。 そのために「コントラクト・サーヴァント」をすっ飛ばし、 ドラゴンズ・ドリームは非常に中途半端な状態で漂っている。 「オレの方から契約スりゃイイッテことかァ?」 そうすればドラゴンズ・ドリームの立場は完全に固定される。 使い魔と主の間は強い絆で結びつき、 ルイズはドラゴンズ・ドリームの姿を見、声を聞くことができるようになる。 だがそう簡単に契約していいものだろうか。クーリングオフの制度があるとは思えない。 とりあえずメリットとデメリットを比べてみよう。 メリット。 ドラゴンズ・ドリームの存在を認めてもらえる。 話し相手ができる。しかもルイズだ。 能力を役に立ててもらえる。きっとルイズなら使いこなす。 ルイズがゼロと呼ばれることはなくなるだろう。喜ぶに違いない。 デメリット。 契約すれば、残り半生を使い魔として費やすことになる。 主人のため身を粉にして働かなければならない。 「スタンドなんだから当たり前ジャねェーの?」 ルイズの使い魔。本当にそれでいいのだろうか。 「ソリャいいダロ」 他の使い魔達が食堂や寝室には入れてもらえないところから察するに、 待遇的には奴隷か家畜、せいぜい愛玩動物だ。 「今まで通りッてコトネ」 確実に行動範囲が小さくなる。 「ヤッパ今まで通りダねェ……アレ? 悪くないンじゃネェーの使い魔」 契約の仕方は分かっている。お姫様とキスをすればいい。 ベッドの上のルイズはどことなく屈託のある様子で眠っていた。 夢の世界でも焦燥感と緊張感を感じ続けているのか。 白く柔らかそうな頬の上には涙の通った跡がある。 ドラゴンズ・ドリームはベッドの上まで浮遊し、真下を向いてルイズと顔を合わせた。 「……後で怒られタリしネェーヨナ?」 少し迷ったが、結局のところはルイズのためだ。 思い切ってルイズに向かう。 「……そういやオレファーストキッスダな」 あと三十センチ。二十センチ。十センチ。五センチ。 唇同士が触れ合う直前でルイズの口元が消し飛んだ。
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ワンポイントギーシュ ギーシュ座談会1 ギーシュ座談会2 フーケ座談会1 ルイズ座談会1 戻る
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第五話 ギーシュ君の運命 後編 そしてルイズの運命 前回のあらすじ 義手「もっとぉぉ!!もっと踏んでぇぇぇぇっ!!らめえぇぇ!○○○ミルクで(自主規制」 ポカ~ン… その場にいた4人。ギーシュを除いて全員唖然としていた。 「モンモランシー?ギューシュってあんな性癖があるの?」 「ちょ、知らないわよ。アイツ一体何考えてるのよ。」 「「ふ~~~ん…」」 「な、何よ二人ともその目は!私はSじゃな~~~~いっ!」 「ちょ、ちょっとぉ!くっつかないでよ気持ち悪い!誰か来てぇぇぇ!!」 「駄目なヤツ何だ僕はぁぁぁ!女性を蹴ったり踏みつけたりするなんてぇぇぇ! だから君も僕を踏んでくれ!じゃないと申し訳なさ過ぎて……」 オロオロ泣き始めたギーシュ。むしろルイズがいじめているみたいに見えなくもない。 「いい加減になさい!!許すって言ったからもういいの!この件はもうナシッ!わかった?」 「ルイズ…あ゛り゛がどお゛ぉ゛ぉ゛!!!」 「だからくっつくな!汚らわしい!蹴り殺すぞ!」 終始ホントに気持ちの悪いギーシュだった。 「なぁんだ。ついに目覚めちゃったと思ったのにつまんない。授業いこ」 「ルイズ。授業が始まるのでは?放置して早く行きましょう。」 「わかったわ。すぐ行くわよ。いい加減離れろ!」ゲシッ! 「モンモランシー。僕ちゃんと謝ることができたのかな…」 「ギーシュ。あなたはよくやったわ。立派にやったのよ。私が誇りに思うくらいにね。」 「う゛ん゛!!!ぼぐがん゛ば゛っだよ゛!」 お前らも早く授業行けよ。 ジョルノは気になっている事がある。この学園の人間。 というより貴族は二つ名というものをもっている。微熱のキュルケ。 雪風のタバサ。ギーシュは青銅のギーシュと言う二つ名を持っている。 そして自分のご主人。ルイズはというとゼロのルイズ。なんでゼロのルイズなんだろう。 「ルイズ。そういえばアナタはなぜゼロのルイズと呼ばれているのです?特殊な魔法が使えるのですか?」 「い、いやそれは、その。あ、アンタには関係ないことよ!ほらアンタも早く来なさい!」 釈然としないがしかたがない。それより授業についていくか。 ルイズは焦っていた。これ以上アイツに弱みを握られるわけにはいかない。そう思っての事。 自分は魔法が使えない。私を助けてくれた時遠くから皿を投げたらしく使えない事は知らないみたいだった。 あってまだ三日目。だがもう既に手玉を取られてる状態。何とかしなくては。 (使い魔に手玉を取られる貴族なんて駄目駄目にもほどがあるわっ!) 悲しい事に。またもやルイズの考えはほどなく打ち砕かれるのだった。 その部屋は広く。大学の教義室みたいな作りの部屋だった。 大勢の生徒が集まっており皆自分の使い魔を連れている。 デッカイもぐら。赤いドラゴン。カエルもいる。人間は僕だけだ。なんかいやになりそうだ。 そこに程なくして中年女性の教師がやって来た。 「おはようございます皆さん。春の使い魔召喚は成功のようですね。私は 大変うれしく思いますよ。」 中年女性教師は当たりを見回す。ジャイアントモールにカエル。ほほう。アレはサラマンダー。 窓の外にいるのは風竜!今年はすごいですねえ。それに人間まで。ん?人間!? 「た、大変珍しい使い魔を呼んだようですねぇ。ミス・ヴァリエール。彼は、エート」 「え、えっと。彼はその、あ、亜人です!ホラ!頭の部分が亜人っぽいでしょう?」 ジョルノの目にすさまじい殺気が宿ったがルイズは冷汗流しながらシカトした。あ、舌打ちしてる。 授業が始まってどうやら錬金と呼ばれる作業に入っている。ジョルノはこの世界の魔法の力を知るために 使えはしないが授業に聞き入っていた。この教師は土系統のメイジらしく土系統のすばらしさなんとかかんとか いらぬ事をずっとくっちゃべっていた。要するに自慢がしたいだけなのだろう。馬鹿らしい。 「ルイズ。質問があります。」 「何よ。授業中よ?」 「結局アナタは何系統なんです?今の教師の話だと水、風、火、土の四系統みたいですけど。」 「……アンタは知らなくてもいい事なの。」 「ミス・ヴァリエール!授業中に話をするとは何事ですか!そうですね。 この錬金はアナタにやってもらいましょうか。」 教室に戦慄が走る。 「その、ルイズにやらせるのはやめたほうが…」 「自殺行為」 「何を言っているのですあなた達は。まったく。さあミス・ヴァリエール。気にしないで やってみましょう。何事もチャレンジですよ。」 「は、はいぃ」 既にキュルケとタバサは机の下に退避済みである。ジョルノも不穏な空気を呼んだのか机の下に隠れる。 「一体何が始まるんです?キュルケ」 「見てれば分かるわダーリン。アナタも隠れたほうがいいわ。」 「虐殺ショー」 一体何が始まるんだ。 どうしようどうしようどうしようどうしよーーーーーー! まさか。私がアイツの目の前でこんな。魔法が使えないことがバレちゃうじゃないっ! でも仕方がなかった。逃げようはない。ルイズはあきらめたのか石ころに錬金の魔法をかける! その時だった。 教室の空気が大きく振るえ爆音が響いたッ!煙が当たり一帯に立ち込める。 煙が収まるとそこには爆発を喰らって粉々になった机。死んでるようにも見える教師。 その中にはギーシュもモチロン倒れており。マリコルヌにいたっては頭がなかった。 他の生徒や使い魔も巻き込まれたのかぐったりとしている。そんな中ルイズはため息をつきながらこう言った。 「ちょっと失敗しちゃったわね」テヘッ 難を逃れた生徒達もさすがにキレる。危うくマリコルヌになりかけたのだから。 「だからゼロのルイズにやらせるなっていったんだ!」 「魔法が使えないくせにこんなことするなよ!まったく!」 「ペイジィィ!!!ジョーンズゥゥゥ!!ボーンナムゥゥ!!」 阿鼻叫喚の地獄絵図を作った本人は無傷のようだ。 「こういうことよダーリン。あの子は魔法の成功率がゼロ。だからゼロのルイズって呼ばれているのよ。」 「非常に危険」 二人がルイズのことを教えてくれたがジョルノの頭の中では別のことを考えていた。 馬鹿か!?こいつら本当に全員馬鹿なのか? ジョルノはスタンドと呼ばれる力。すなわち超能力を使うことができる。スタンドは一人にひとつ。 そしてひとつの能力。これがスタンドのルールだ。だから魔法にしてもひとつしか使えないことは 不思議とも思わない。直撃を食らえば死は免れない破壊力。普通に脅威の能力だ。それを魔法が使えない? 爆発のみに特化した能力だとは考えられないのか?これほどならば爆殺のルイズと名乗れるだろう位だろう。 そんなこんなで授業は中止。教室も大破したためその片付けをルイズとジョルノが やっている。ルイズはひどく暗い顔をしている。まあバレちゃったしね。 「…見ての通りよジョルノ。私は魔法が使えないオチこぼれ。だからゼロのルイズって呼ばれてるのよ。」 結局ばれちゃったじゃない。はあ…また馬鹿にされるわ。 「ルイズ。その事で質問があるのです。」 「なあに?」 「魔法というのは先ほど教師が言った4系統の他にはないのですか?」 「…言い伝えによると今はないけど昔は『虚無』と呼ばれる系統があったらしいわ。どんな力かは知らないけどね。」 「ルイズ。あなたはさっき魔法が使えないと言いました。しかし本当にそうでしょうか?」 「何言ってるのよアンタ。だって、何やっても失敗して爆発しちゃうのよ?」 「普通魔法を失敗したら爆発するのですか?」 「いや、私以外には今まで見た事がないって学園長に言われたけど…でも私は初歩中の初歩の魔法も使えないし」 「アナタが魔法が使えないなんて明らかに何かの間違いです。他の者が失敗して爆発しなくてあなたが 魔法を使うと爆発するならアナタは爆発を操る力。もしかしたら先ほどの『虚無』の力の可能性だって否定はできませんよ。」 「な、何馬鹿なこと言ってるのよアンタ!」 「前例がないのでしょう?でしたらむしろ否定できる要素のほうが少ないですよ。それに爆発のみ100%使えるとも 考えられます。この学園の貴族が所詮馬鹿ばかりなのでしょう。僕は馬鹿共だと思っていますが。」 言われてみれば確かに…でも、そんなこと信じられない。 「アナタはオチこぼれなどではない。先ほどの話も覚えておいて下さい。さあ早めに掃除してしまいましょう。」 「う、うん…」 励ましてくれているのかな?でもお世辞言わなそうなヤツだし。深く考えるほどジョルノの言う通りのような気がしてきた。 でもコイツに言われると何か説得力あってなんとも頼もしい。やっぱり不思議なヤツだ。 その日の夜 「う~~ん…このカードだ!うアアああああ!」 「残念でしたねギーシュ。それババです。これで上がりですね」 ルイズの部屋でルイズ、ギーシュ、ジョルノ、モンモン、キュルケ、シエスタの6人はトランプをしており 一位が最下位に軽い命令を下すことができる王様ゲーム式ルールで盛り上がっていた。 タバサも部屋にはいるが熱心に読書中らしい。本は止まっている。実は仲間になりたそうにこちらをみている。 「ダーリン強いわねぇ。また一番だわ。」 「ホントお強いですジョルノさん。あ、私も上がりです。」 「ギーシュはホント弱いわね。運がないのかしら」 「くっそおおおおまた僕が最下位かああああああッ!今度はどんな罰ゲームなんだ!?次は何を やらせるつもりなんだ?ぼ、僕に近寄るなァァァァアア!!」 ちなみに先ほどの罰ゲームはギーシュの有り金すべてをよこせである。軽いってレベルじゃねーぞ! その前はブリッジ体制で100回ジャンプしろだのトミノの地獄の詩を大声で読めだの散々な状態だった。 「そうですね。じゃあこうしましょう。ギーシュ。シエスタさんに謝ってください。」 「あ、謝るって僕はこのメイドになにも…」 「早くしてくださいよ。次のゲームが始まらないでしょう。さあ早く」 「空気呼んでよね。ギーシュ。早くダーリンの言う通りになさいな。」 「そ、そんな。貴族の方にそのようなことをこれ以上は…」 「今は貴族も平民もないはずよ。ねえジョルノ?」 「…助けてあげたいけどルールは絶対なのよね。これは試練よ!ギーシュ。」 「モンモランシーまでっ!やってやるさ!べ、別にソッチに目覚めたとかじゃないんだからねっ! シエスタ!あの時はスイマセンでしたァァァ!!」 出た!奥義土下座。一日何回やっているのだろう。あの時っていつさ。 (へ、平民のメイドに…なんたる屈辱ッ!で、でもこの感覚は一体ィィ!) 「なんでこんな弱いのよギーシュ。見ててこっちが惨めになりそうよ。」 「言わないでおくれモンモランシー。なぜか僕はカードはめっぽう弱いのさ。でも次こそは勝つよ。 さあ、次のゲームを始めようじゃないか」 カードだけなのだろうか。物事全般の気がしてならない。 「私も参加する」 「へ?タバサが?珍しいわねぇ。どんな風の吹き回し?」 部屋でおとなしく本を読んでいた少女はすくっと立ち上がるとキュピーンと目を光らせ 「彼を負かしてみたくなった…」 ジョルノを指差しこう言った。タバサはもうギーシュの罰ゲームなんてとっくに見飽きていた。いつもの事だし それにまだ彼の罰ゲームは見ていない。彼の悔しそうな顔を見てみたい。 私が一位になり続ければ彼はそのうち最下位になるかもしれない。タバサからは漆黒のオーラがあふれんばかりだ。 タバサとジョルノの視線がバチバチと火花を散らしてぶつかり合うッ!それはまさに破壊の小宇宙! 「いいでしょう。さあ、ゲームを始めましょう。」 その後の展開はご想像にお任せしよう。 同時刻 トリステイン魔法学園宝物庫前 (やはり強力な固定化がかけられているわね。錬金で壁を土にすることは無理みたいね ゴーレムを使うしかないのか。私のゴーレムでも破壊するのは時間がかかりそう。) 緑色の髪の女性。学園ではミス・ロングビルと呼ばれている女性だ。しかしその正体は貴族の宝を狙う 土くれのフーケと呼ばれる今話題の盗賊。ここの宝物庫にある破壊の杖と呼ばれる物が彼女の狙いだ。 ここの学園長。オールド・オスマンの秘書をしている彼女だがここの情報だけは掴めていない。 やはり下見に来て見たのは正解のようだ。 (力技だけですぐに壊すのは難しいようね。それ以外の何かで………そういえば) 今年の使い魔の儀式では亜人が召喚されたと聞く。噂では怪我を治したり物をヘビにする男。先住魔法の使い手 と聞いている。この壁もその男の力を使えばいけるかもしれない。その男をうまく利用してゴーレムを使って逃走する。 なるほどその手があった。壁をヘビに変えられるのなら。 (さてどうやってその男を利用しようかねぇ。) はたしてフーケのの目論みはうまく行くのだろうか。そんな事誰も知る由もなかった。 to be continued
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『決闘』の場、そこにいたのはギーシュのみではない。 噂を聞きつけた生徒たちの人だかりが出来ている。 観にきたのは、『決闘』ではなく、『暴力』 そこに現れたのはリンゴォ・ロードアゲイン。 待ち受けるは、ギーシュ・ド・グラモン。 ギーシュの頭はすでに冷えている。 しかし、ギーシュの怒りは溶岩の如く煮えたぎっている。 「…来たか」 「さて、それでは始めるとしよう……。諸君! 決闘だッ!」 派手な挙動で観衆へのアピールを決める。 「逃げ出さずにここへ来た事は、褒めておいてやるよ、逃がすつもりは無いがね」 観衆の中で、ルイズは一人不安であった。いや、一人ではない。 貴族たちの中に紛れて、シエスタも勝負を見守っていた。 『勝手にしろ』とは言ったが、この勝負を止められないものか、ルイズはそう考えていた。 「さて始めようか…。平民」 ギーシュが造花の杖を振る。花びらから現れたのは、青銅の人形。 「だが貴族を尊敬しないゲス者とはいえぼくの方から礼節を欠くのもなんだな…」 「自己紹介をさせていただこう、ぼくの名は『ギーシュ・ド・グラモン』 土のドットメイジだ。『青銅のギーシュ』と呼べ」 「そしてメイジたる僕は魔法で戦うが…よもや文句はないな? つけさせるつもりも無いが」 「『ゴーレム』は『ワルキューレ』と名付けた。 君のお相手を務めるのはこのワルキューレだ……。どこをヘシ折って欲しい?」 ルイズの思惑をよそに、決闘はその火蓋を切られた。 第七話『ギーシュにキッス』 青銅のゴーレムが一体、リンゴォへと近づいていく。 「それが魔法と言う奴か?」 「YES! 平民ごときに使ってやるんだ有り難く思いたまえ」 使わなければボロ負けする事は言うまでもない。 「なるほど…。それならばオレからも対等となる話をしておこう」 「…『対等』となるだって? 君とぼくが? ま、いい、聞いておいてやろう」 ワルキューレが動きを止める。 「まず…オレの名はリンゴォ・ロードアゲイン。武器はこの腰の拳銃だが……」 ブッ、とギーシュが吹き出す。 「じゅう? 銃だって? そんなものでこのぼくを?」 「そのとおりだが…オレがお前にあと『6歩』近づけば、正確な射程距離内に入る」 「なぁるほど、ご忠告痛み入るよ」 ギーシュは半分聞いてない風だったが、リンゴォは構わず「そして、」と続ける。 「俺の『能力』だが……」 「能力?」 平民が使うにしては妙な言葉に、ギーシュは怪訝な顔をする。 「ほんの『6秒』、それ以上長くも短くもなく」 「きっかり『6秒』だけ『時』を戻す事が出来る」 時が止まった。 騒いでいた観衆たちも、リンゴォの発言に凍りついた。 何人かはおしゃべりに夢中で聞き逃していたが、周囲の雰囲気を感じ静かになった。 しばしの沈黙――破ったのはギーシュである。 「えーと…何かな? 聞き間違いかもしれないが……『時を戻せる』?」 「それが能力。能力名は『マンダム』 そう認識していただきたい」 「く…くくく……」 こらえきれずに爆笑が巻き起こる。 ルイズは笑えない。己の使い魔の言動に頭を抱えている。 「まさか……」 「どしたのタバサ?」 「それにしても、あの男、何言ってるのかしら?」 この場にいる観衆の中で、ただ一人冷静なのがタバサであった。 勝つのは『どちら』なのかはタバサは最初からわかっていた。 いや、そもそもこれは勝負ですらない。 男の『能力』にはほんのちょっぴり驚いたが、勝負の結果には変わりがない。 ブックメーカーやっておけばよかったな、と少し後悔した。 キュルケは笑いこそしなかったが少々ルイズが哀れに感じた。 (こ、こいつはキチガイか……ルイズもかわいそうな奴じゃのう、キチガイを召喚するなんて) 「フン! 対等なお話はそれでおしまいかい? それなら行かせてもらうぞ『ワルキューレ』ッ!」 ギーシュはリンゴォの話などハナから信じていない。ここにいる誰もがそうだろう。 ギーシュが気にかけたのは、相手の『能力』よりもむしろ武器。 銃など1メイル先から撃っても当たるかどうか疑わしい代物だが、一応の警戒はしておく。 が、所詮は『一応』――平民がメイジに立ち向かうには、あまりにも脆い杖。 剣が平民の『牙』ならば、さしずめ銃は少し遠くまで届く『唾』に過ぎぬ――そう自惚れていた。 青銅の戦乙女がリンゴォに躍りかかる。 金属製にしては早い動きだが、問題なく避ける。『1歩後退』 わずかな隙を突いて走り寄る。『2歩前進』 しかし後ろからワルキューレの追撃。後ろは振り返ったが、リンゴォは避けない。腕を交差し防御。 ワルキューレの拳が直撃。同時のタイミングで飛びすさりさらに加速をつけ『3歩前進』 少々ダメージは受けたが問題なく戦える。 転がりながら立ち上がり、前方に向き直る。『1歩前進』 体勢を崩したリンゴォにワルキューレが猛然と襲い掛かる。 「リンゴォ!!」 ルイズが叫んだ。同時に駆け出す。ギーシュは動かない。ワルキューレが真後ろに迫る。 『1歩前進』 ギーシュが有効射程圏内に入った。 瞬間、腰の銃を抜き出す。 それと同時に左手が光り輝く。リンゴォは体が羽のように軽くなったのを感じた。 今までにないスピードで狙いを定める。後ろのワルキューレでは間に合わない。 ここに来て、ギーシュが初めて焦りの色を浮かべる。 だがもう遅い。 引き鉄を引く。 ドグシャアッ 「…『一応』の用心は……」 「……な…!?」 ギーシュがほくそ笑む。 『何か』がリンゴォの足首を握り潰していた。 その衝撃で狙いは大幅に逸れギーシュの足元に着弾した。 「我が『ワルキューレ』…すでに地面に潜ませていた……」 リンゴォが『2発目』を撃つ前に、後ろのワルキューレが右腕を蹴り飛ばす。 左手の輝きも消え去る。 「君がさっき…『振り向いた』隙にな……」 勝利を確信したギーシュが得意満面の解説を始める。 「そしてきみは目の前のワルキューレさえ何とかすればいいと思っていたようだが…」 さらにワルキューレは倒れ付したリンゴォに蹴りをブチ込む。 「それ以上やめてギーシュ!」 ルイズの叫びはギーシュの鼓膜で自動的にシャットアウトされていた。 「フフフ、ヘシ折れたのは右腕か? 左足首は潰れている様だが…。大丈夫か?」 「それで、だ。解説するとだな」 「我が青銅のゴーレム『ワルキューレ』、操れるのは一体のみではない」 「ぼくのワルキューレは七体まであるぞ」 ドーーーン ルイズは信じられないものを見た。 ワルキューレにつかまれていたはずのリンゴォが一瞬で脱出していたのだ。 いや、脱出と言うのもおかしい。 地面から現れたワルキューレの手を、彼は確かに避けたのだ。 つまり、ルイズが確認した時には、リンゴォはもうすでに脱出していた。 奇妙な事はそれだけではない。 確かに蹴り飛ばされたはずの銃が、今リンゴォの手の中に握られている。 (なぜ?) リンゴォの左手が光るのをルイズは見た。 ギーシュは信じられないものを見た。 なぜ、と考えるヒマはなかった。 リンゴォの発射した鉛弾が腹に突き刺さっていたからだ。 「やはり……おまえは………ギーシュ・ド・グラモンといったか…」 「おまえは『対応者』にすぎないッ!」 腹の銃創からは血が溢れ出し、焼け付く様な痛みが走る。 致命傷ではないが、かつて経験した事のない痛みが体中から脂汗を流させる。 血の気の引いた顔面には涙が伝い、全身無様に震えている。 腹から流れ出す血液が、ギーシュを更なる恐慌に誘い込む。 「い……イィッ、クァアア……!」 (痛い、痛い、痛い、痛、死、死ぬ――――) 死ぬわけはない。しかしそれが今の彼に理解できるだろうか? 「この弾倉にはあと『五発』残っているが……オレが仕とめるのは『漆黒の殺意』で オレの息の根を止めようとかかってくる者だけだ」 もはやリンゴォは背を向けてその場を歩き出していた。 「おまえなんかにはとどめを刺さない…………。失せろ……さっさと医者にでもかかるがいい」 to be continued...
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ゼロの使い魔への道-1 『ギーシュ危機一髪 その1』 『ギーシュ危機一髪 その2』 『ギーシュ危機一髪 その3』 『キュルケ怒りの鉄拳 その1』 『キュルケ怒りの鉄拳 その2』 『キュルケ怒りの鉄拳 その3』 『燃えよドラゴンズ・ドリーム その1』 『燃えよドラゴンズ・ドリーム その2』
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一人の少女の挙動に、その場にいたすべての人間が注目していた。 その少女はルイズ。またの名を『ゼロのルイズ』。 この二つ名自体に相当の侮蔑の要素が入っていたが、口さがのないものはさらに別の名で呼んでいた。 『ヌ』で始まる4文字の名で・・・。 「気をつけなさい。爆発はいつもの規模とは限らないわ。もしかしたらこのあたりまで爆風が届くかもしれないわ」 赤い、火のような色の髪の毛をなびかせた少女、キュルケが級友たちに注意を促す。 その言葉に、ルイズを囲む人の輪が3歩ほど後退する。 「これから起こる出来事は・・・」 キュルケがしみじみと口をひらくが、その先は言葉にならなかった。 キュルケ(毎度のことだからずっと昔から知っている出来事・・・ そう・・・私は・・・ずっと知っていた・・・私はこいつの失敗魔法を入学したときから知っていた・・・このタバサも) タバサ(・・・・・・・・・・・・) キュルケ(予想していなかったことではない・・・入学したときからいつか別れることになる相手として・・・ 私たちクラスメイトは ルイズといつか別れることを知っていた・・・・・・) モンモン(関係がない・・・ヴァリエールの召喚失敗に・・・結果、退学を言い渡されることに・・・ 私の人生には関係がない・・・) ギーシュ(今・・・見えてるこの色は・・・ モンモランシーが「白」の下着を身に着けているということだ・・・キュルケは「黒」! モンモランシーは「白」 雨上がりの水溜りに はっきりと写って見えるぜ! おっきした下半身にさらに血が集まってくる 「前屈みのポーズ」で僕はいるッ!) クラスメイトたちの視線。 ある者はルイズとすごした一年間を懐かしみ、ある者は・・・ルイズには興味なさそうに本に視線を向け ある者は「かわいそうだけど、明日の朝には荷物をまとめて寮から追い出される運命なのね」ってかんじの視線を向けている。 そういった視線を感じ、ルイズの呼吸は自然と荒くなる。 ルイズ「し・・・始祖様ァ・・・私はあなた様の作り上げた系統魔法を練習してないわけじゃないですから~~ あなた様の作り上げた系統魔法が私にも使えると確信しているからこそ、使い魔召喚の儀式を行うんですゥゥゥ 香水のビンを拾ったら決闘が起こるってことと同じぐらい確信していますゥ・・・ そこのところわかってくださいねェェェ~~~」 「つべこべ言わんとさっさとやらんかァーーー!」 息を荒げながらうだうだと言うルイズの態度に、頭髪のさびしい教師が一喝する! ルイズ「神聖で美しく、そして、強力な使い魔様~~~ フェッ フェッ 私のことを馬鹿にするやつらをぶっ殺してやっておくんなさいましよ~~~~~」 ルイズは召喚の呪文を唱えると杖を一振りする! ドッグォーz_ン!! 案の定、ルイズが杖を振ると爆発が起きた。 その爆発は普段の爆発よりさらに大きく、十分な距離をとっていたつもりのクラスメイトたちが顔をしかめる。 そして、爆発の中心地ではもうもうと土煙が舞う。 キュルケをはじめ、ほぼすべてのクラスメイトたちが土煙が晴れるのを注視するッ! 案の定魔法は失敗して、煤にまみれたルイズが一人立っているのか・・・。いや案外変なものを呼び出すかもしれない。 まともな使い魔を召喚するという予想は圧倒的少数派で、必然的にオッズも高い! 頭髪のさびしい教師などは、頭皮に栄養を与える秘薬を買い込んでしまって今月はピンチなので、祈るように見ていた。 皆が土煙を注視する中、ただ一人! ギーシュ・ド・グラモンは別のものを見ていたッ! それはルイズの起こした爆風によってその位置を変えた水溜りッ! 位置が変われば、当然映し出すものも変わる! その水溜りには、いつも教室の隅で本を呼んでいる無口な少女のスカートが写っていた。 (タバサか・・・正直好みではないが、薔薇はすべての女性のスカートの中をのぞくもの・・・。 それにあの無口な少女がどんな下着を身に着けているのか、少し興味があるぞ!) その素敵な好奇心がギーシュに奇跡を見せたッ! そして、ギーシュが奇跡を見たのと同時に、土煙も晴れていた。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ 土煙が晴れ、そこにいたものは・・・ルイズ! 多くの生徒たちが予想したとおりそこにいたのはルイズただ一人! キュルケ「え!?」 タバサ「!?」 モンモン「え!?」 ギーシュ「!!!!!!」 予想通りであるはずのその光景に、クラスメイトたちは驚きの声を上げ、もしくは声にならない声を上げた! ギーシュただ一人だけは別の理由で絶句していたが・・・ 「召喚されたのは・・・私だったァーーー 今召喚の呪文を唱えたのにィ~~~」 そこにいた、いや、そこにあったのはルイズ! いや、ルイズだったもの!! 6つに切り分けられたルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールッ!! 「な・・・なにィー ど・・・どうしてルイズがバラバラにッ! 私は一瞬たりとも土煙から目を離さなかったッ!」 キュルケは自分の目に写る光景が信じられないという風に声を荒げる! そしてギーシュも自分の目が信じられなかったッ! 「ババくさい肌色の下着だとか! 大胆な紐だとかじゃあだんじてねー どう見てもはいてないッ!」 肌の色と同化してるのでも、布の面積が小さいのでもないッ! 布の面積がゼロッ! ゼロのタバサッ! 自分の見たものが信じられず、思わずタバサの顔を凝視するギーシュ。 「はいてないッ!?」 マリコルヌはそんなギーシュの言葉を聞き逃さなかった。そしてそれは他の男子生徒にも広がる。 ドドドドドドドドドドドドドド 男子生徒一同、プラスコッパゲが、ギーシュの「はいてない」という言葉と、ギーシュの視線が向かう先を理解するッ! ドドドドドドドドドドドドドド タバサ「野郎・・・面白くなってきた・・・」 ルイズ・・・・・・死亡 キュルケ・・・・・・自分の部屋に戻って二時間眠った。目をさましてからしばらくしてルイズが死んだ事を思い出し・・・泣いた 男子生徒一同・・・・・・タバサのエアハンマー・オラオラをくらい再起不能 タバサ・・・・・・見られるかもしれないスリルがやめられない DIO様・・・・・・誰も相手してくれないから城に向かった トリステイン・・・・・・1年後、ハルケギニア中から死都と呼ばれることになる ゼロのタバサ 完!
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キュルケ「はぁーい、皆おはよう♪ 今日の授業は……」←色気過剰なポーズ プッチ「…………」←ホモ ソルベ「…………」←ホモ ジェラート「…………」←ホモ ヴァニラ「…………」←ホモ キュルケ「……て、手強い!」 タバ茶「くそみそテクニック味」出た!